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ドバイで管理会社へクレームが「出せない」仕組み


〜Dubai REST / Mollak が実は“使えない”理由〜


はじめに



ドバイの不動産オーナーには、

「何か問題があれば Dubai RESTアプリ → Mollak Services Gateway から正式にクレームを出せます」

と説明されています。


私も同じ案内を Dubai Land Department(DLD)から正式に受けました。


ところが——

実際には、その“正規ルート”自体が使えないケースが存在します。





公式に案内される「正しいクレームルート」



DLDが案内する手順は以下の通りです。


  1. Dubai REST アプリにログイン

  2. Property Wallet

  3. Owned Properties

  4. Property Services

  5. Mollak Services Gateway

  6. Complaint(苦情)を選択

  7. 管理会社を選び、内容を入力して送信



👉 理屈の上では完璧な制度です。





しかし現実はこうなる



私の場合、


  • Mollak Services Gateway には 入れる

  • しかし


    • Complaint を選択できない

    • 入力欄が無効

    • 送信ボタンが反応しない




つまり


「クレームを出せ」と言われた場所に、実際には“書けない”


という状態でした。





なぜこんなことが起きるのか?



調べて分かった原因は、大きく3つあります。



① オーナー認証が Mollak 側で未完了



Dubai REST にログインできていても、

Mollak上では「未認証オーナー」扱いになっているケース。


これは


  • 管理会社が Mollak 更新を怠っている

  • オーナー情報が同期されていない



場合に起きます。





② 物件と管理会社が Mollak で正しく紐づいていない



管理会社が:


  • 管理契約を Mollak に反映していない

  • もしくは契約更新が未登録



この場合、

👉 オーナー側のクレーム機能が無効化されます。





③ 管理上のトラブルによる“実質的ブロック”



これはあまり語られませんが、実務上は存在します。


  • Owners’ Committee が無効状態

  • 管理会社にとって不利な状況

  • クレームがエスカレーションされると困る案件



こうした場合、

Mollak上でオーナー操作が制限されるケースがあります。





結果として起きる矛盾



  • DLD:「Mollakから出してください」

  • オーナー:「Mollakが使えません」

  • DLD:「では案内します(ケースクローズ)」



👉 問題は何も解決しない


この構造こそが、

ドバイ不動産における“見えない管理リスク”です。





重要なのは「オーナーの責任ではない」こと



ここで強調したいのは、


  • オーナーは 正規ルートを使おうとしている

  • しかし


    • システム

    • 管理会社側の登録


      が原因で 物理的に使えない




👉 これは

オーナーの怠慢でも、理解不足でもありません。





では、どうすればいいのか?



私が取った行動はシンプルです。


  • DLDに対し


    「Mollakが技術的に使えない」ことを正式に記録

  • 管理会社に対し


    「Mollakアクセスがブロックされている事実」を文書で確認

  • その結果、


    DLD側で正式クレームとして複数案件が登録






おわりに



「制度は存在するが、使えない」


これは

個人の不運ではなく、構造の問題です。


同じ状況にいるオーナーは、

決して少なくありません。


もし


  • クレームを出そうとして詰まった

  • 「正規ルートで出せ」と言われたが使えない



そんな経験があるなら、

それは あなたの問題ではありません。





※補足



本記事は特定の管理会社・デベロッパーを非難する目的ではなく、

制度運用上の課題を共有するための実体験記録です。


 
 
 

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